お釜と樹氷

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お釜とは?

 御釜(おかま)は、宮城県刈田郡蔵王町と同県柴田郡川崎町の境界付近(境界未定地域)にある火口湖で、五色沼(ごしきぬま)とも呼ばれる。蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにあり、しばしば蔵王連峰の象徴として見られている。宮城県と山形県の県境から至近であり、宮城県のみならず山形県の名所としても紹介される。
 御釜は、外輪山と、爆裂火口によってえぐられた中央火口丘とによってその周囲をぐるりと囲まれている。これを水を入れた釜に例えることが出来る。また、御釜の湖水の水温は火山活動によって度々上昇している。御釜という名称のはっきりした由来は不明だが、このような周囲の地形、あるいは火山活動による水温の変化で語られることがある。

引用元:ウィキペディア(Wikipedia)


 エメラルドグリーン色をした湖面が荒々しい火口と比して神秘的な雰囲気を出している【お釜】
そして、蔵王連峰の特殊な気象条件と植生が織り成す『雪と氷』の神秘の世界【冬の樹氷】
 これらはまさに蔵王の象徴の双璧をなしていると言えるでしょう。

蔵王 お釜

蔵王で見られる雲海 時期

 蔵王は東北地方で美しい雲海が見られることで有名で、しかも車で行けて手軽に見られるという好立地なので老若男女問わず人気の観光スポットです。

 蔵王で雲海を見ることのできる時期は概ね4月~11月くらいにかけてで、最も美しく見られるのは8月~9月頃となっています。
下の写真は2016年7月23日撮影。
 この日は山の下では曇りで、車で頂上付近にまで差し掛かると霧が出てきて、しばらく車を走らすと一気に霧が晴れて
眼下には美しい雲海が広がっていました。

蔵王エコーライン上からの雲海

樹氷って何?

 樹氷とは摂氏0度以下の水の粒が樹木にぶつかって付着したまま凍ることで、薄い氷の層が幾重にも重なり、樹木の形をしたものから、大きな氷の塊のまるで怪獣のようなものまでさまざまで、気象条件が揃うことでできる現象です。




樹氷が出来上がるには条件がある

 世界的にも珍しい樹氷、なぜ蔵王にできるのか?
その理由は3つ
①常に一定方向からの強い風が吹き、それにより多量の過冷却水滴と雪が運ばれること
②針葉樹が自生していること
③樹木が埋没しない程度の積雪であること

引用元:山形県




蔵王で見られる樹氷 時期

12月下旬から少しずつ樹氷ができはじめ、1月下旬~3月上旬が見頃です。
人の背丈をはるかに超える大きさの樹氷が立ち並ぶ、まさに言葉なんていらない絶景です。

宮城蔵王の樹氷

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