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滝桜とは?
福島県田村郡三春町は桜の城下町として名高く、そこにある「三春滝桜」は、岐阜県「根尾谷淡墨桜」、山梨県「山高神代桜」とともに『日本三大桜』に数えられいます。
三春滝桜は樹齢1000年以上(推定)の桜の木で、大正11年に桜の木として初めて国の天然記念物の指定を受けたそうです。
ということは、平安時代からここで人々の暮らしを見守っているということになりますね。
光源氏や藤原道長、はたまた平清盛などと同じ時代なんだと思うと感慨深いものがあります。
この日はライトアップの終了時間ぎりぎりだったのでほとんど人はいませんでした。
大きさ
高さ13.5m、根回り11.3m、枝張りは幹から北へ5.5m、東へ11.0m、南へ14.5m、西へ14.0m
ほぼ全部の写真で三脚を使用しました。
見どころ
四方に伸びた太い枝からは薄紅色をした小さな花が無数に咲き、まさにその様が滝が流れているように見えることから、滝桜と呼ばれるようになったと言われている。
ここ滝桜は、桜の開花シーズンになると満開の桜を一目見ようと福島県内外から車や観光バスが訪れて、滝桜までの道路が何キロも渋滞をしてしまうほどの人気スポットです。
4月といえ、雪が舞い散る寒空でしたので、手が凍えて思うように動かなかったなぁ
ここ数年この近くで単身赴任をしていまして、写真を撮りに行きたかったスポットではあったのですが、仕事が忙しくなかなかタイミングが合わず行けなかったのです。
しかし、この年の開花後に夕方から雪が降ってきたので『しめたっ!』と思い、残業をしないで滝桜のある三春町まで車を走らせました。
道中、車のフロントガラスに着く雪がどんどんと多くなってきて、踊る心を抑えつつ滝桜のある場所に到着。
仕事をしながら頭をかすめていたことが的中していました、なんと桜に雪が乗っかっていたんです。
なんとも幻想的な光景が目の前に広がっていました。
やはりF値を絞るとシャープな写真になりますね、いろいろとF値やシャッタースピードを変えて撮りました。
その他の近隣の桜
- 福聚寺(ふくじゅうじ)の枝垂れ桜(御免町) 戦国時代の三春城主田村家の菩提寺である福聚寺の境内に咲く二本のベニシダレザクラ。
- 常楽院の枝垂れ桜(四軒丁) 常楽院とは、明治時代初頭までここにあった修験のお寺です。そのお寺があった住宅の土手の上に咲くベニシダレザクラが常楽院桜。
- 王子神社の桜(大町) 多数のソメイヨシノが咲き、周辺には磐州通りの土蔵や三春町文化伝承館など古い建物が多い。
- 八十内(やそうち)公園の枝垂れ桜(桜ケ丘) 八十内公園内にある、町の天然記念物に指定されているベニシダレザクラ。
- お城坂の枝垂れ桜(大町) お城山中腹の浪岡邸内にある三本のベニシダレザクラ。
- 田村大元神社山門の枝垂れ桜(山中) 旧三春領内の総鎮守で、幕末に建てられた表門には金剛力士像一対が納められている。
- 桜谷の枝垂れ桜(桜谷) 三春町歴史民俗資料館北側にあるベニシダレザクラ。
明るいところを撮るのと、暗いところを撮るのとでは同じ値で撮ると暗くなったり、明るすぎたり・・・
カメラ自体の設定をマニュアルモード、そしてピントもマニュアルでやっていたので、設定値をいろいろと触って撮っていましたが、被写体が動かないものなのでそれが可能だっただけで、野鳥や運動会ともなるとそういうわけにもいかないので、『まずカメラになれること』を意識して撮ってました。
シャッタースピードを遅めに設定したことで雪が流れ落ちる様を表現できました。
まだほとんどつぼみですが、薄紅色の桜の花に真っ白な雪化粧
雪化粧の夜桜
滝桜の詳細
住所 | 〒963-7714 福島県田村郡三春町大字滝字桜久保296 |
アクセス | 車:郡山東IC又は船引三春ICから15分程度 電車:三春駅からバス及びタクシーで20分 |
案内 | 見頃:4月上旬ごろ |
ライトアップ | 期間:未定 / 時間:18:00~21:00 |
お問い合わせ先 | 株式会社三春まちづくり公社 観光部 TEL:0247-62-3690 |
料金 | 観桜料300円(高校生以上) |
駐車場 | 無料 850台 |
ホームページ | http://miharukoma.com/ |
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