目次
神威岬とは
神威岬(かむいみさき)は、北海道積丹郡積丹町大字神岬町にある岬。積丹半島北西部から日本海に突き出している。ニセコ積丹小樽海岸国定公園に属している。
引用元:wikipedia神威岬
カムイの意味
神威(カムイ)はアイヌ語で「神」を意味する言葉で、それを漢字にあてたのが神威です。
古くは御冠岬・オカムイ岬(ともに「おかむいみさき」と読む)とも呼ばれていました。
神威岬の歴史
その昔、暗礁の多いこの辺りを「真の海」と呼ばれており、海上交通の難所として知られていました。
「積丹町史」には和人の女性を乗せた船が、神威岬沖を航行すると海の神様が怒りで船が遭難したり、漁業も不振となるとうわさされ、それを重く受け止めた松前藩は1691年(元禄4年)に神威岬から奥へは、和人の女性の立入りを禁じていたそうです。
女人禁制令から約500年ほど前、伝説によると源義経が蝦夷地に逃れた時に、アイヌの首長の娘(チャレンカ)と恋仲になったが、志を捨てきれず、彼女と別れ北へと進み、さらに義経一行は大陸へと渡ったとされています。
日高地方のアイヌ民族だったチャレンカは義経を慕い、思いを捨てきれず後を追い、ここ神威岬までたどり着いたが、もうすでに義経はいないと知り、絶望の淵に海に身を投げて自らの命を絶ったそうです。
彼女の霊が怨霊となり、いまわの際「婦女を載せた船がここを過ぐれば覆没せん」と叫んだことから、「和人の女がこの付近に近づけば、チャレンカの怒りに触れて祟られる」として岬一帯が女人禁制の地になったとされてる。
【チャレンカの小道】
今はもちろん、女人禁制ではありませんが、遊歩道の入口には女人禁制の門があります。
写真スポットとして有名です。
しかしながら、一年中通して強風が吹き荒れるため、ここから先の遊歩道へは立入り禁止になることもしばしば。
この日も立入は禁止となっていました。
関西地方は四国の山と、六甲山で天然の暴風壁があるので、これほどまでの風は体験したことがなかったので、いい体験になりました。
しかし、強風と霧でえらいことになっていましたが、これはこれで自然の形で風情があり、いいものでした。
そして、天気が良ければ、ここから見る海の色が最高だそうです。(チャレンカがご機嫌なら)
せっかくなので、無料サイトからいただいてきました。これぞ積丹ブルーですね!!
帰り道ではすっかり天気も良くなり、カモメの奴もお気楽に飛んでましたわ。
コメント